- ジュニアNISAを始めようと思ったけど、どの銘柄を選べばよいか分からない・・・
今回は、こんな悩みをお持ちの方に向けた記事になります。
下記の記事の通り、ジュニアNISAは使いやすい制度に生まれ変わりました。それに伴い、我が家も2020年8月から制度の活用を始めました。トータルで4年間×80万=320万を運用する予定です。
そこで重要なのが「どの銘柄を買えば良いか?」
今回は
- 僕が考えるおすすめの銘柄とその理由
- 実際にどの銘柄を買っているのか
を紹介したいと思います。
- おすすめの銘柄として、投資信託3つ、米国高配当ETFを紹介
- 大多数の方は投資信託を選択すればOK。定期的な配当金が欲しい方は米国高配当ETFを選択するのも一案。
- 僕はS&P500(銘柄:SBI・バンガード・S&P500)とオールカントリー(銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を1:1で積立購入をしている
目次
ジュニアNISAのおすすめ銘柄を紹介
まずは、「ジュニアNISAで買うべきおすすめ銘柄」を紹介したいと思います。先に結論を書いておきます。
- 大多数の方は手数料の安い投資信託を選べば良い
- 定期的な配当金が欲しい方は米国高配当ETFを選ぶのも有り
【おすすめ銘柄①】SBI・バンガード・S&P500
1つ目におすすめするのが、「SBI・バンガード・S&P500」です。正式名称は「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」。
アメリカのS&P500に連動する投資成果を目指す、いわゆるインデックス型の投資信託です。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏が「自身に何かあった場合は『S&P500:90%、米国短期債:10%』で資産運用するように。」と妻に伝えたという話はあまりにも有名ですよね。
アメリカは、日本と違い今後も人口増が予想されます。それに伴って経済成長が見込まれるので、S&P500を買うというのは合理的な判断だと思います。
「SBI・バンガード・S&P500」の特徴は下記の通りです。
- ノーロードである(投資信託を購入する際の販売手数料がかからない)
- S&P500のインデックス型投資信託の中で手数料が最安(0.0938%)
- SBI証券でしか購入が出来ない
「SBI・バンガード・S&P500の特徴」はSBI証券でないと購入出来ないというデメリットがあります。しかし、数あるS&P500連動の投資信託の中で「手数料が最安」であるという点が一番のメリットになります(例えば、この後紹介する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も同じS&P500連動を目指す商品ですので、投資結果は同等となります。そうすると差が生まれるのは手数料なので、最安のものを購入すべき)
SBI証券をお持ちの方、あるいはこれからSBI証券の開設を検討されている方は、「SBI・バンガード・S&P500」の購入をお勧めします。
【おすすめ銘柄②】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2つ目におすすめするのが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。
先程紹介した「SBI・バンガード・S&P500」と同様に、S&P500に連動した投資成果を目指すインデックス型の投資信託になります。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の特徴は下記の通りです。
- ノーロードである(投資信託を購入する際の販売手数料がかからない)
- 手数料が十分に安い(0.0963%)
- SBI証券や楽天証券など複数の証券口座で購入出来る
手数料は0.0963%(2020年10月現在)となります。「SBI・バンガード・S&P500」には及びませんが、十分に安い水準といえます。最大のメリットは、SBI証券だけでなく楽天証券など複数の証券口座で購入できることです。
【おすすめ銘柄③】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
3つ目におすすめするのは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」です。
これまで紹介した2つはアメリカのS&P500のインデックス型投資投資であったのに対して、この商品は(アメリカを含む)全世界株式に投資が出来る商品となります。
具体的には「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」というファンドに連動して動く商品になります。
- ノーロードである(投資信託を購入する際の販売手数料がかからない)
- 手数料が十分に安い(0.1144%)
- SBI証券や楽天証券など複数の証券口座で購入出来る
- 全世界の約3,000銘柄に分散投資できる(=S&P500に比べてリスクヘッジできる)
手数料は先に紹介した「SBI・バンガード・S&P500」と「eMAIS Slim 米国株式(S&P500)」に比べると多少高いものの、十分に安い範疇と言って良いでしょう。
かつアメリカだけでなく全世界への分散投資となるため、S&P500のみを買うよりリスクヘッジになります。
※ただし、オールカントリーの中身はアメリカ株式が50%を超えているため、S&P500と似たような値動きになることが想定されます。
【その他のおすすめ銘柄】米国高配当ETF
その他のおすすめとしては、米国高配当ETF御三家と呼ばれる3銘柄です。
- VYM
- HDV
- SPYD
米国高配当ETFの特徴は、「定期的に配当金を受け取れる」これに尽きるかと思います。
そして、米国高配当ETFをジュニアNISAで購入する一番のメリットは、「配当金にかかる20%の税金がかからない」ことです。非課税のメリットが生きるわけですね。
注意点は、米国高配当ETFは楽天証券では購入できないことです。そのため、米国高配当ETFをジュニアNISAで購入したい方はSBI証券の口座開設をおすすめします。
我が家が実際に選んだ銘柄はコレ!
最後に、我が家がジュニアNISAで実際に購入している銘柄を紹介したいと思います。
【銘柄】
- SBI・バンガード・S&P500:40万
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー):40万
【理由】
- 今後の米国市場、世界市場の右肩上がりの伸びを予想して、インデックスに連動する株式で良いと判断(⇒個別株への投資ではなくインデックス投資を選択)
- 高配当ETFは、成熟企業が多く含まれており、株価自体が伸びるか不安が有る(⇒高配当ETFではなく投資信託を選択)
- 最低でも15年は運用予定。米国の盤石さは変わらない想定なためS&P500を軸とする。ただしアメリカ一本足打法のリスクに対する受け身と、中国やインドなど新興国の台頭による期待を込めて、オールカントリーも半分購入
現在は上記のように
- S&P500:オールカントリー=1:1
の割合で購入しています。※今後方針を変える可能性は有ります
2023年までに320万投資を行い、15年間は運用する予定です。投資した元本の320万円がどこまで成長するか、今から楽しみです。
まとめ
今回の記事の要点を整理します。
- おすすめの銘柄として、投資信託3つ、米国高配当ETFを紹介
- 大多数の方は投資信託を選択すればOK。定期的な配当金が欲しい方は米国高配当ETFを選択するのも有り。
- 僕はS&P500(銘柄:SBI・バンガード・S&P500)とオールカントリー(銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を1:1で積立購入をしている
制度が変わり、大変使いやすくなったジュニアNISA。ぜひ活用していきましょう。
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