今回は、高校の部活引退〜大学受験までの経験談を紹介していこうと思います。
高校生の時は、こちらの記事で紹介した勉強方法は知る由もなく、体力任せに勉強をしていました。
その結果、受験は失敗。第三志望の大学に入学したのですが、絶望感一杯の大学生活のスタートでした。
部活を引退し受験勉強開始。1日16時間の猛勉強で学年順位を一気に上げる
高校3年生の夏。野球部を引退してからすぐに志望校を決め、受験勉強をスタートしました。
小学生から野球を続けてきたので、体力にだけは自信がありました。有り余った体力を武器に、勉強の遅れを取り戻すべく1日16時間勉強することを決めて、ひたすら勉強し続けました。
16時間の勉強時間を確保するためには、、勉強以外の時間は「24時間 − 16時間 = 8時間」しかありません。
睡眠時間は最低6時間は確保すると決めていましたから(記憶の定着に関係しますからね)、それを除くとご飯、風呂、トイレ、休憩をすべて合わせて2時間に収める必要があります。
「無謀すぎるかな・・・」とも思いましたが、やってみると意外にできてしまうものです。毎日が時間との闘いでしたが、その闘いも楽しみながら取り組むことが出来ました。
受験勉強を開始した直後は、勉強は楽しいものでした。問題をたくさんこなすことで、知識も加速度的に増え、成長実感が大きかったからだと思います。
最初のスタートラインが低かっただけに、順位も面白いように上がっていきました。もともと、学年で200番台後半(1学年360人)くらいだったのが、2ヶ月で130番くらいまで上がりました。
「なんだ、やれば結構できるな。志望校合格は結構楽勝かもしれないな」と、本気で思っていました。
僕の志望校(地方の旧帝大)は、学年で80位以内に入っていれば合格できる可能性が高かったので、残り50位くらい上げれれば、合格ラインに乗ってきます。
2ヶ月で一気に順位を上げれたんだから、残り50位くらいは楽勝だ!と思っていました。が、そこからが本当の試練でした・・・
どれだけ勉強しても点数が上がらない
受験勉強開始から、体力まかせに問題を解きまくり、学年で200番後半→130位までは順調に上がりました。
でも、そこから急に点数が伸び悩みました。サボっていたわけではありません。むしろ、拍車をかけるくらいのペースで勉強は続けていました。
それでも、志望校の模試を受けると、B〜C判定をウロウロするだけで、結果はなかなか変わりませんでした。
「なんでこんなに勉強してるのに、点数上がらないんだろう?」
とても焦りました。
- 問題集が自分に合っていないのかも。新しい問題集を買ってやってみよう
- 実はまだ勉強量が足りていないのかも。あと2〜3回、問題集繰り返してみよう
など、考えられる打ち手はすべてやりました。
そんな努力の甲斐もあってか、じりじりと点数が上がり、あと一歩でA判定のところまで点数が伸びました。残りは本番で普段の力が発揮できれば、合格可能性は十分ある、というところまで辿り着きました。
大学受験は見事に失敗
夏に野球部を引退してから、毎日の猛勉強を重ね、臨んだ第一志望の本番。本番直前の模試でもAに近いB判定までとっていました。が、
結果、受験失敗。
合格発表の掲示板に、自分の受験番号はありませんでした。
受験本番は「猛勉強の成果をぶつけよう!」と意気込んで臨みました。しかし、いざ問題用紙を開けると、初めて見る問題がズラッと並びました。
まずこの問題やってみよう。あれ?どうやって解くんだっけ?思い出せない。。。一旦置いて、別の問題解いてみよう。あれ?こっちも見たことありそうだけど、なぜか解けない。。。別の問題やってみよう。あれ・・・
これの繰り返しでした。時間が経つにつれて、やばい、分からない、解けない、と焦り、冷静に考えることができないまま、時間だけが過ぎていきました。
そして、冷静さを取り戻す前に、試験の全行程が終わってしまいました。手応えは全くなく、全科目の試験が終わった瞬間に、「落ちた…」と思いました。
受験からの帰り道は、本当に何もかもが灰色に見えました。家に到着し、全く歯が立たなかったことが、悔しくて号泣したことを今でも鮮明に覚えています。あんなに勉強したはずなのに、誰よりも勉強した自信はあったのに。。
後期試験ではなんとか持ち直し、第3志望の大学には合格できました。
家庭の事情もあり、浪人する選択肢がなかったため、止む無く第3志望の大学に入学することに決めました。
絶望感満載の大学生活の始まり
そんな経緯で大学入学を果たしたのですが、入学した当初は全くといって良いほど、大学生活を楽しむことは出来ませんでした。
受験失敗を引きずってしまい、劣等感の塊のような状態でした。
毎朝起きる度に、「なんでこの大学に通ってるんだろう、なんで第一志望だった大学に通えていないんだろう」と考えてばかり。ずっと、悶々とした生活を送っていました。第一志望の大学に合格した同級生の楽しそうな話を聞き、酷く嫉妬を覚えたりもしました。
野球部を引退したあと1日16時間も勉強し続けたのに、受験は失敗。野球の夢も諦め、勉強もダメ、何をやってもダメなんだと、落ち込んでいました。
部活を引退してからの勉強量は、誰よりも多かった自負があっただけに、自分の勉強のできなさに、すっかり自信を失っていました。
自信とやる気を失なった僕は、大学では部活やサークルにも入らず、友達も積極的に作らず、バイトばかりしていました。※学費を自分で払う必要があったため、バイトで稼ぐ必要がありました。
そんな、絶望感満載な大学生活が、始まりました。
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